KizukiJapanについて

日本の技・心に気づき
知る・楽しむ・つなぐ

「Kizuki.Japan」について

日本には数々の優れた伝統文化や工芸があります。
ところが現代の暮らしは便利さや効率性を求めて、
そうした文化や技から遠ざかっています。

一方、地方で伝統を受け継ぎ高めながら、
新たな可能性を探るクリエイターたちがいます。
彼ら彼女たちは、新たな気づきを得、個性や先進技術を活かして
新しい文化や技を生み出しています。

こうしたクリエイターたちの活動を伝え、
人々が忘れかけているものづくりの心や技の素晴らしさに気づいてもらう。
そして新たな可能性に挑む活動を支援していただく。
それが地方から日本を元気にしていく一助になると
私たちは確信しています。

「Kizuki.Japan」では、工芸作家、職人、画家、グラフィックデザイナー、映像作家、農林水産業など、オリジナリティあふれるモノづくりに携わるすべての人をクリエイターと呼んでいます。

和紙への思い

「Kizuki.Japan」の運営母体である研文社は、 印刷事業からスタートし、企業・団体のコミュニケーションのお手伝いをしている会社です。 印刷会社にとって切っても切り離せない関係の紙ですが、 通常の業務では100%、洋紙を使用しています。 それが、なぜ和紙か?

それはプロジェクトの準備段階で日本の伝統工芸を探っていく中、
私たち自身が伝統工芸に関する知識の浅さを再確認するとともに
和紙の可能性を追求している数々のクリエイターの存在を知ったからです。
書き物をするための紙から、器、ランプシェード、アクセサリー、壁紙、装いetc.
私たちの予想以上に、和紙は奥が深いと感じたのです。
そして、手漉き和紙を印刷することに関心を寄せている和紙作家の方にも出会いました。
これは、印刷会社にとってもチャンスでもありチャレンジです。
リスクはあると思いますが、何とか印刷してみたいと進めました。
和紙のオフセット印刷

こうして「Kizuki.Japan」は、日本のものづくり文化を探る
「日本・つくるプロジェクト“いきづく”」として、
まず和紙からスタートすることになりました。
今後は、木工細工や陶芸、和装などのテーマも深めていき、
さらには信仰や共同体をテーマとした
「日本・つどうプロジェクト“まつり”」へと展開する予定です。

jaen