透けて見える和紙を新開発

愛媛大学社会共創学部

 愛媛大学社会共創学部では、植物の茎を直径10万分の1ミリという極めて細い繊維に分解することで反対側が透けて見える薄い和紙を作ることに成功しました。この和紙は、最も薄いもので0.05ミリしかなく、文字を書いた紙の上にこの和紙を重ねても、下の文字をはっきり読み取ることができます。使用されているのは「芭蕉」という県内にも自生しているバナナの1種の茎で、研究チーム代表の福垣内暁准教授は「透明度を生かせるような照明や壁紙、障子紙などさまざまな利用が可能」と話しています。研究チームは、今後、地元の事業者と研究成果を共有し、商品開発を進めることで地域産業の活性化に繋げたいとしています。
またこの研究成果は、第4回いよぎんビジネスコンテストで、「芭蕉和紙を用いたインテリア装飾材・雑貨の開発」が新素材活用賞を受賞しています。(2017/12)

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jaen